保険会社と示談する前の注意点

保険会社との示談で気をつけることは?

示談する前の注意点についてご紹介!

「交通事故で相手方の保険会社から連絡が来た」

「示談についての話をされたけど、このまま合意してもいいのかな」

交通事故が起きてしまったときに、当事者同士が裁判外で話し合って損害賠償の問題を解決しようとすることを示談といいます。

でも、保険会社から示談を持ちかけられて、そのまま応じても大丈夫なのでしょうか。

このページでは、保険会社と示談する前には何に気をつけるべきなのか。注意点について一緒に見ていきたいと思います。

1.【結論!】自分で交渉に応じないこと!

結論から言うと、保険会社から示談を持ちかけられても、自分で交渉に応じるのはやめましょう。自分で交渉してしまうと、結果的に色々と不利になってしまうことが多いからです。

それでは、具体的に、なぜ自分で交渉しない方がいいのか、弁護士に依頼するべき理由は何なのか。次で見ていきましょう。

2.弁護士に依頼するべき理由

(1)示談は一度してしまうと覆すのが難しい

示談は、お互いに話し合って納得して合意もので、和解契約(民法695条)の一種なので、示談が無かったことにするのは非常に困難です。たいていの場合、相手方から提示される示談内容はあなたに不利なことが多いです。

弁護士に依頼して、あなたに有利な内容で合意してもらえるようにしましょう。

(2)弁護士基準で支払ってもらえる

交通事故の損害賠償には、自賠責基準、任意保険基準、弁護士(裁判)基準の3つの基準があります。

そして、もらえる金額が最も多くなるのが、弁護士基準です。この弁護士基準は、自分で交渉しても通常保険会社は応じてくれないので、弁護士に依頼した方が損害賠償の金額が多くなります。

3.示談以外の裁判外での解決方法

(1)ADR(裁判外紛争解決手続)

自分で交渉はしないけど、誰かに手伝ってほしいという人に、裁判外で以下のような示談以外の解決方法もあります。

  • 交通事故紛争処理センター
  • 日弁連交通事故相談センター

これらは無料で利用することができます。

(2)注意点

上記のADR機関は、あくまでも中立な立場で交通事故の示談の仲介をしてくれるだけです。あなたに特別不利な提案もないですが、逆に有利な方向で話合いを進めてくれるわけではありません。

もしあなたに有利な条件で示談したいなら、弁護士に依頼する方がよいでしょう。保険に弁護士費用特約を付けていれば、弁護士費用のことを気にせず依頼することができます。

4.まとめ

  • 保険会社から示談の話があっても、自分では応じない方がよい。
  • 自分で賠償金を多くするのも、一度決まった示談を覆すのも難しい。
  • あなたに有利な条件で示談するためにも、弁護士に依頼するのがオススメ。

「交渉なんかしたことないし、自分だけだと不安」

「相手の保険会社の担当者は自分のことを考えてくれてない気がする」

そう思ったあなたは、一度、当事務所にご相談にいらっしゃいませんか?

当事務所は、交通事故を専門的に取り扱っており、実績も数多くあります。また、納得してご依頼いただけるよう、あなたのお話をしっかり伺い、心配なことについて丁寧にご説明いたします。

示談でできるだけ有利な交渉を進めたい!というあなたは、お気軽にお電話ください。お電話での相談料は無料です。

当事務所所属の弁護士がしっかりあなたに寄り添い、交通事故の手続きのお手伝いをさせていただきます。

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