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金額が決まる基準とは?
「後遺障害の慰謝料ってどれくらいもらえるんだろう」
「金額が決まる基準とかあるのかな」
後遺障害が認められた場合、どれくらいの慰謝料がもらえるのか気になりますよね。
このページでは、後遺障害の慰謝料の相場について、金額が決まる基準と一緒に見ていきたいと思います。
1.【結論!】相場は32万円〜2,800万円!
結論からいうと、後遺障害の慰謝料の相場は、32万円から2,800万円の間です。金額の幅がありすぎて相場といえないのでは?と思われたかもしれません。
実は、後遺障害の慰謝料は、2つの要素によって決まっていて、条件によって金額が大きく異なるのです。
それでは、その2つの要素とは何なのか。次で見ていきましょう。
2.後遺障害の等級
まず1つ目は、後遺障害の等級とよばれるものです。
後遺障害は、その障害の重さによって14段階に分けられていて、重い方が1級、軽い方が14級です。
1級の認定がなされると、慰謝料の金額が最も多くなります。
3.慰謝料の3つの基準
もう1つの要素は、保険会社や裁判によって決まっている基準で、以下の3つがあります。
(1)自賠責基準
自動車損害賠償保障法によって決まっている基準です。
(2)任意保険基準
任意保険会社が独自に設定している基準で、会社によって金額が異なります。
(3)弁護士基準
弁護士が通常用いている基準で、過去の交通事故の裁判に基づいているので、「裁判基準」ともよばれます。
この3つの基準では、自賠責基準が最も金額が少なく、弁護士基準が最も金額が多くなります。
4.注意点
等級に関しては、申請すれば誰でも高い等級が認定されるわけではありません。後遺障害の認定の申請は、複雑で、あなたに有利な認定をしてもらうには専門的な知識が必要になります。
また、高額な慰謝料が請求できる弁護士基準も、ただ希望すればよいものではなく、通常は弁護士が担当して初めて適用されます。
できるだけ1級に近い等級を認定してもらい、弁護士基準の慰謝料金額を請求したいのであれば、一度弁護士に相談してみることをオススメします。
5.まとめ
- 後遺障害の慰謝料の相場は、32万円から2,800万円。
- 相場に幅があるのは、等級と基準によって金額が大きく変わるから。
- 有利な等級と基準で慰謝料を請求したいなら、弁護士に相談するのがオススメ。
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